今から1379年前の645年6月12日にあの義務教育で日本人ならみんなが習う「大化の改新/乙巳の変(いっしのへん)」が起きました。私が習った時は「大化の改新」でしたが!現在は「大化の改新」は646年と習い、645年は「乙巳の変」と習うとのこと。
「大化の改新」と「乙巳の変」の違い
どうして教科書が変わったのかというと、蘇我入鹿は力を持ち強引なところはありましたが、皇太子を殺害する暴挙もありましたが、中大兄皇子も別の皇太子を殺害しています。双方が推している皇太子を双方で殺害し合っていたのです。よって、645年に中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を殺害したクーデターの事を「乙巳の変」と呼び、その後の政治改革のことを「大化の改新」と分けるようになったそうです。
「〇〇の変」と「〇〇の乱」の違い
成功したクーデターを「変」と呼び、失敗した場合は「乱」と呼ぶそうです、知っていました?変と乱の違いを知ると、成功か失敗か良くわかりますね。学生の頃に知りたかった。
645年 乙巳の変
672年 壬申の乱
935年 平将門の乱
939年 藤原純友の乱
1156年 保元の乱
1582年 本能寺の変
6月は明日香村に訪れて、実際の事件があった場所「飛鳥板蓋宮跡」にて再現写真を撮ってみませんか?
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