top of page

乙巳の変の年

執筆者の写真: 智明 岡村智明 岡村

今年は60年に一度の乙巳の変の年、これは一体何でしょうか?



乙巳の変とは何か?

「乙巳の変」(いっしのへん)は、645年に起きた日本の政変を指します。これは中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が中心となって、蘇我入鹿を暗殺し、蘇我氏の政治的支配を終わらせた出来事です。

大化の改新と習った人のほうが多いと思いますが、最近は乙巳の変と習うそうです。

「〜の変」と「〜の乱」の違いは?


干支と「乙巳」

「乙巳」(いつし)は十干十二支(じっかんじゅうにし)の組み合わせの一つで、60年周期で巡ってきます。十干の「乙」と十二支の「巳」(蛇)の組み合わせです。

2025年(令和7年)はこの「乙巳」の年に当たります。前回の乙巳の年は1965年(昭和40年)でした。今年は、645年から23回目になります。


詳しく十干十二支、六十干支について知りたい方は国立国会図書館をご参照ください


歴史的な乙巳の変との関連

歴史上の「乙巳の変」は645年に起きその年が、「乙巳」の年だったため、この名称がつけられました。当時の干支による年号と政変の内容が結びついて「乙巳の変」と呼ばれるようになりました。

2025年(令和7年)の乙巳の年の意味

現代において、乙巳の年は歴史的な変革の時期との関連から、大きな変化や改革が起こる年として注目されることがあります。日本の歴史において「乙巳の変」が重要な転換点であったように、今年も何らかの大きな変化が起こる可能性を示唆する象徴として捉える見方もありますが、本当のところはどうでしょうか? 

 
 
 

Comments


bottom of page