
学校・教育旅行向け「飛鳥クエスト」|明日香村 探究型フィールド学習
〜明日香村をまるごと学びのフィールドに〜
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飛鳥クエストとは?
飛鳥クエストは、明日香村の史跡や里山を実際に歩きながら、
グループごとにクエスト(課題)をクリアしていく体験型プログラムです。
ただの観光や史跡巡りではありません。生徒たちは、
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歴史をさまざまな視点から考え学べる
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歴史が起きた「その場所」で当時の出来事を再現して写真に撮る
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フィールドで植物や生きものを観察・記録する
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ARコンテンツや遠隔ロボットからヒントを受け取る
といった活動を通じて、
「自分で問いを立てて調べる」「仲間とまとめる」という探究型の学びを体感します。
特に、以下の4つを一度に扱えるのが飛鳥クエストの特徴です。
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歴史(飛鳥時代の生活文化/国づくり/乙巳の変)
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自然(明日香の里山、生態系、絶滅危惧種)
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ICT(AR/遠隔ロボットなどのデジタル技術)
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福祉(外出困難な人の社会参加・共生)
実施事例:奈良県内私立中学校
165名が参加した「総合探究の遠足」



2025年4月、中学2年生165名と教員9名が、学校向けカスタマイズ版で飛鳥クエストを実施
・対象:中学2年生
・所要時間:10:00〜15:00(日帰り・昼食込み)
・ルート例:飛鳥駅→国営飛鳥歴史公園広場 →中尾山古墳→ 甘樫丘 → 飛鳥水落遺跡 → あすか夢の楽市 → 県立万葉文化館→自由探索→国営飛鳥歴史公園 広場
・クライマックス:答え合わせ・表彰式・冠位バンダナ授与
現場では、ただ歩くだけではなく、
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「乙巳の変(中大兄皇子と中臣鎌足の政変)」をその場で再現して写真に撮る
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指定された生きものや植物を見つけて記録する
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チームで協力してミッションをこなす
といった活動を行いました。
生徒たちは自由行動パートで自分たちの判断で動き、
最後は全員で再集合して、答え合わせと振り返りを行います。
この「全員での振り返り」が最も盛り上がり、歓声が上がるほどでした。
超上級の高難度な問題にも関わらず全問正解チームも3組誕生しました。
【生徒の様子】
・前日から「てるてる坊主」を作って当日を楽しみにしていた
・絶滅危惧種を本当に発見し、スタッフも驚く観察力を見せた
・傘を刀に見立てて歴史場面を演じるなど、創造力と没入度が高い
・冠位バンダナ(最高位は紫)を受け取り、誇らしげに記念撮影していた
【教員の声(抜粋)】
「他学年は京都や嵐山でしたが、“なんで飛鳥やねん”という文句もなく、終わった後の表情はとても充実していました。
飛鳥を選んでよかったと感じました。
次回はぜひトビィ(遠隔ロボット)にも会わせてあげたいです。」
1日のスケジュール(モデル)
日帰りモデルケース

10:00〜10:15 集合
・飛鳥歴史公園(高松塚古墳近くの芝生広場)で点呼・安全確認
10:15〜10:30 オリエンテーション
・端末やARの使い方、ルール説明
・「なぜこの学びをやるのか」を共有
・迷ったとき・困ったときの合流ポイントを確認
・遠隔支援スタッフと、ロボット「トビィ」を紹介
10:30〜14:15 クエスト本編(途中で昼食)
・班ごとにチェックポイントをめぐり、ミッションを達成
・甘樫丘〜飛鳥水落遺跡などを歩き、歴史と自然を体感
・昼食は万葉文化館や石舞台古墳エリアなど
※雨天時は屋内スペースの確保も可能
14:15〜14:30 再集合・集計
・はじめの集合地点に戻り、先生と運営で写真判定・集計
14:30〜15:00 答え合わせ&表彰式
・全体で答え合わせ
・「歴史にはいろいろな見方がある」というまとめ
・冠位バンダナを授与(最高位「大徳」は紫)
・記念撮影、解散
安心してお任せいただける運営体制
先生が安心できるポイントは大きく3つあります。
1)引率と自由行動のバランス
最初は教員・スタッフがクラス単位で誘導し、安全を最優先します。
途中から一部をグループ行動に切り替え、生徒の主体性・判断力も育てます。
2)現地+遠隔のサポート
明日香村をよく知る現地スタッフが道案内と安全確認を担当します。
外出が難しいスタッフも遠隔から参加し、音声・映像でサポートします。
3)事前準備とリスク対応
・昼食場所(屋外/屋内)の事前確保
・雨天時に実施するかどうかの判断ラインを学校と共有
・学校の端末ルール(Wi-Fi制限・アプリ制限)をあらかじめヒアリングし、ブラウザ版コンテンツに切り替え可能
活用シーン
飛鳥クエストは、次のような学校プログラムにそのまま入れられます。
・総合的な学習の時間(探究)
・社会科(歴史・公民)
・理科(生態系・環境保全・絶滅危惧種)
・SDGs・福祉・多様性の学習
・校外学習・遠足・修学旅行の分散プログラム
実施後には、
・オンラインの振り返り授業
・課題レポート/発表づくりサポート
・「地域課題 × テクノロジー × 共生」をテーマにした講話(別料金)
など、事後学習にもつなげられます。
「行って終わり」ではなく、学校の取り組みに合わせて展開できるのが特徴です。
料金の目安
要ご相談
・体験プログラム参加費:生徒1人あたり 2,000円(税込目安)
(教材・運営サポート費を含みます)
・アフター授業/講話:1回 10万円目安
(訪問またはオンライン。内容は応相談)
※人数・行程・バス・昼食場所などによって変動します。
※旅行会社様経由でのプランニング/下見同行も可能です。

