突然ですけど、「子子子 子子子 子子子 子子子」を読めますか?笑
日本で最初のなぞなぞと言われていて、平安時代の嵯峨天皇(さがてんのう)が出題されたと言われています。
出題された小野篁(おののたかむら)は、たちどころに解いてしまったそうです。
ヒント1:「子」の読み方を思い出してみよう!
「ね」:干支のネズミを表しますね
「こ」:こどもの「こ」ですね。訓読み
「し」:しそん(子孫)の「し」ですね。音読み
「じ」:しの変化した読み方。
ヒント2
最初は、「子子子」で「ねこのこ」
ヒント3
「子子子」で「こねこ」
さぁ、もわかったかな?
答えは、「ねこのこ こねこ ししのこ こじし」
漢字にすると「猫の子 子猫 獅子の子 子獅子」
読めるわけない!と怒られてしまいそうですが、奈良時代から「万葉仮名」という平仮名のルーツとなった言葉が使われ始めます。漢字は中国から伝わってきたので、それまで話す言葉と書く文字が違っていました。そこで、話す言葉を文字に置換えるために、漢字の読み方を話し言葉に置き換えました。「あ」→「安」など置き換えていったのが始まりで「万葉仮名」と言われています。
万葉集は歌であるため、話す言葉の「万葉仮名」を使って書かれており、気持ちや情景だけをそのまま表すのではなく、知識を使い漢字と読み方を面白く組み合わせて読まれていました。
前回のかけ算九九を使った文字の読ませ方もそうですね。
平安時代では、奈良時代に使われていた万葉仮名が進化して「平仮名」「カタカナ」がうまれました。
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